更年期症状の始まりは、何かしらのサインが必ずあります。
初めは疲れと勘違いして放置してしまうケースが多いため、徐々に症状が重くなり、突然、日常生活に支障がでて、病院にやってくるという方が後を絶たない、とても厄介な症状です。
一般的な女性は、30代後半になると、徐々に女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンが減少し始めます。
そして、50歳前後になると、閉経を迎えます。
ところが、身体は常に女性ホルモンを欲しているため、脳下垂体から性腺刺激ホルモンというホルモンが活発に分泌され続けます。ところが、性腺刺激ホルモンと一緒に分泌されるべき女性ホルモンの分泌が少なくなってしまったため、体内のホルモンバランスが崩れて様々な症状が起こります。
めまい・吐き気・頭痛がある 、疲れやすくなった、大汗をかいてしまう、眠りがとても浅い、寝つきが悪い、 とても気分が滅入る、訳もなく落ち込む、急に怒りっぽくなった、顔がほてって熱くなる、身体が急に冷え性になった、手足や腰に痛みを感じる、肩こりがひどくなった、息切れが起こりやすくなった、動悸が激しくなったなど。
20代・30代の女性でも、無理な食事制限によるダイエットや、仕事や家事のストレスからくるホルモンバランスの乱れで、早期に更年期障害と同じ症状になる方も増えています。
当院では、日常の生活指導から各種治療まで幅広く対応しています。