先日14日は上記講演会に出席しました。
どの講演もとても興味深いものでした。
最初は口腔とアンチエイジングで斎藤先生の講演。カロリー制限で長寿遺伝子活性化とケトン体産生。
ケトン体で炎症を抑制し糖尿病や動脈硬化など様々な病気を予防ができる可能性あり。
ケトン体を増やすにはココナッツオイル(中鎖脂肪酸60%含む)がいい。
腸内フローラの健康維持はオーラルフローラの適正化が重要。
特にカンジタ菌は活性酸素を産生し肝障害の悪化を促進する。
乳酸菌で口腔内細菌の適正化など。
次の講演は顔の老化。宇津木先生の講演
眼瞼下垂から始まる。
眼瞼下垂を治せば筋緊張状態や頭痛、肩こりなどの不定愁訴やしわ、たるみの改善が期待できる。
ボトックス注射などの注射もしわやたるみに有効。
昼休憩後
ストレスと脳科学。有田先生の講演
セロトニンが抑制されるとキレる、うつ、自殺傾向、パニック、過食や拒食、慢性疲労など
生活習慣を改善することによってセロトニン神経を活性化させる。
セロトニン神経を鍛えるには、1、意識的なリズム運動(ウォーキングやジョギング、スクワットエルゴメータ、ガムをかむフラダンス、座禅の呼吸法、読経など)2、日光を浴びる。
TMEをアルカリ化するとがんはおとなしくなる。和田先生の講演。
TMEとはTumor microenvironment(日本語ではがん微小環境)でこれをアルカリ化すれば癌はおとなくなるとの事。
癌は代謝疾患、生活習慣に強く関係し、慢性炎症の場で生きることを余儀なくされた細胞の事。
和田先生のクリニックでは食事、生活指導と尿中PHのアルカリ化だけを指導されてる。
最後は漢方とアンチエイジング、渡辺先生の講演
補剤は消化吸収機能を高めて全身状態を改善したり免疫機能を賦活し生体防護機能を回復させる。
なので漢方が未病対策の1つとなり、さらに医療費削減にもかかわる。
各講演を自分なりに簡単にまとめてみました。
ご興味ある方は院長にご相談ください。